球天下体育

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なぜ絵本は私たちの心を揺り動かすのか?

2024.03.22

【社会連携】板橋区立図書館サポーター講座「物語絵本を読み解く」にて児童学科の今田准教授が講師を務めました

2月27日(火)、28日(水)の2日間、板橋区立中央図書館内の図書館ホールにて、図書館サポーター講座「物語絵本を読み解く」が開講され、本学家政学部児童学科の今田由香(いまだゆか)准教授が講師を務めました。
板橋区の「図書館サポーター」とは、図書館運営を支援する有志のボランティアスタッフを指し、区内の各図書館での読み聞かせや運営の補助、障がい者向けの音訳や宅配サービスなどを行っています。
今回の講座は図書館サポーター登録者を対象として、活動に必要となる基礎的な知識?技術の習得を目的としており、板橋区教育委員会と包括連携協定を締結している本学に講師派遣の打診がありました。

グループワークも行い
絵本の魅力に触れる

講座は2日制で行われました。今田准教授は、1日目に『よあけ』(ユリ—?シュルヴィッツ作、瀬田貞二訳)を、2日目には『ロスト?シング』(ショーン?タン作、岸本佐知子訳)を取り上げながら、絵本というメディアが持つ個性や、ページをめくることで展開するドラマ性などを参加者に伝えました。2日目にはグループワークも行われ、絵本を読んで感じたこと、発見したことを周りの参加者と共有することによって、物語をさらに深く理解することに取り組みました。
2日間の受講を終えて参加者からは「絵本を見る時の気持ちが変わった。こういう学問があったのかと新しい世界を見ることができた」「絵本の見方?捉え方が大きく広がった。より魅力的で宝物のように思えてきた」「一冊の本がこんなに計算されて完成しているのがわかり、絵本への新しい視点を持てた」などの感想をいただきました。

今後も本学では、社会連携教育センターを中心として地域や企業と連携し、より地域に根差した取り組みを進めてまいります。

本活動の経緯

2014年4月に球天下体育と板橋区教育委員会は「学術球天下体育の発展と教育施策の充実のため、相互の協力により包括的な事業連携を実施する」協定を締結しました。
この協定締結で、板橋区教育委員会で実施する研修?球天下体育会などへの本学教員の派遣や、本学大学院生のインターンシップ実習、さらに学生をボランティアとして学校現場に派遣するなど、教育委員会?学校?大学が幅広く連携していくことを目指しています。